沖縄県に生息する生き物たち

国の天然記念物に指定された希少な生き物

沖縄は日本の最南端にある亜熱帯気候の島であるうえ、自然が多く残っている場所も多く、本土では見られない珍しい生物も生息しています。なかでも、沖縄にしか生息せず国の特別天然記念物に指定されているのが、「イリオモテヤマネコ」、「ノグチゲラ」、「ヤンバルクイナ」の3種類の生き物です。「イリオモテヤマネコ」は西表島にのみ生息する猫で、耳の形はマルク顔つきは虎に近いのが特徴です。「ノグチゲラ」と「ヤンバルクイナ」はどちらもやんばるの森にしか生息しない鳥ですが、ほとんど空を飛ぶことはありません。枯れ木や地面の中にいる昆虫や甲殻類を食料としています。沖縄の開発が進むにすれ、数も減少していることが危惧されています。

その他の珍しい生き物

国の特別天然記念物に指定されている生き物だけでなく、沖縄には他にも珍しい生き物が生息しています。中でも代表的なのが、「イシカワガエル」、「リュウキュウヤマガメ」、「カラスバト」です。「イシカワガエル」は日本一美しいカエルとも評され、デコボコとした皮膚と金色に光る背面が特徴的です。岩の上では、保護色に変化します。「リュウキュウヤマガメ」はオレンジ色のずんぐりとした亀で、ギザギザの甲羅とウロコに覆われた足が特徴です。「カラスバト」は全体的に黒っぽい色をしていますが、背中に緑、頭に紫の光沢があります。「リュウキュウヤマガメ」は開けた場所に出てくることも多いので、沖縄旅行の際には注意して探してみると良いでしょう。